長男くんのいいところ
こんにちは。ぽんたです。
ADHDの子供は『ほめて伸ばす』が基本です。私もほめられた分野はどんどん好きになり伸びていきました。わかっているけど、ついついマイナスに目をむけてしまいます。怒りすぎて反省することも沢山あります。今回は改めて振り返って良いとこストックを増やしたいと思います。
1 優しい! とにかく優しいです。イベントに来れなくなった友達のために、朝早くから列に並び限定サインをもらったり、落ち込んでいるクラスメイトに声をかけたりします。だらしなくて忘れ物も多く、いじめのターゲットにされそうな長男くんが穏やかな学校生活が送れているのは、長男くんの人徳もあると思います。人を大切に思う心は宝だと思います。いつまでも大切にしてほしいです。
2 勉強ができる! 2番目にあげるのはどうかなと思いましたが、あえてあげました。ADHDの子供は自己肯定感が低いことが多いです。長男くんも私も低いと思います。
長男くんは幼稚園の先生に『大丈夫。運動ができなくても○○は頭がいいんだから。人より優れてるところがある人は輝いてる。○○も心配ないよ』とマラソン大会のあと言われたことを今でも覚えています。勉強ができる=友達からすごいねと言ってもらえる=わからない友達に教えてあげたり、頼りにしてもらえるという自尊心に繋がっているようです。人を見下してるわけではないので、誇りが持てる自分も大切にしてもらいたいと思います。
3忍耐力がある! 剣道をはじめて今年で6年目になります。試合に勝てたことはほとんどありません。やめたいと言ったことはありますが、稽古も休まず通い続けています。合宿や試合前などのハードな稽古でまわりが脱落しても、もくもくとついていきます。私には真似できません。そんな場面をみると感動するし尊敬もします。
4 努力家である! 宿題や自己学習をきちんと出さないために、何もやってこないとレッテルをはられてますが、実は休みの日も宿題や自己学習をやっていることを知っています。レッテルをはられても投げ出さず毎日続けることは難しいことです。えらいなーと思っています。
剣道も勝てなくても投げ出すことなく、毎日素振りをしていることや、試合では他の団員に迷惑がかからないよう個人戦よりも、団体戦を重視していることも知っています。なかなかほめてあげられませんが、良いとこをちゃんと見てます。
5 親に手をあげない! ちょっと語弊があるかもしれません。みんなにとってやさしい子であるように親に対してもやさしい子です。母親もADHDできっと苦労していると思います。理不尽に思うこともたくさんあるでしょう。それでも病気のことは批判しません。出張が多い父親と、病気がちな母親の代わりにお手伝いをしてくれたり、妹の面倒をみてくれてありがとう。いつも感謝しています。
これからも心の強さを大切にしていってください。長男くんは生まれる前に医師から元気に育たないかもしれないと言われました。でも元気に育ってくれて毎日感動と喜びをもらっています。本当にありがとう。そしてADHDというおまけをつけてしまってごめんなさい。でもADHDも個性の一部ととらえて前向きに生きてくれると今の長男くんをみて思います。今までもらった喜びは少しずつお返ししていくからね!
長男くんへ
良いところの方がダメなところより数が少ないと文句を言わないよーに!良いところの方が内容が深いですから~(笑)
いつも長くてすいません。今回は全般長男くんへあてた日記のようになってしまいました。今後は私のことも少しずつ書いていく予定です。ではまた~。